フラ用補正下着ラウラクス|フラダンスでよく使わる用語や植物、鳥について

植物、鳥編

フラダンサーが知りたい!ハワイの森に宿るたくさんの命、万物に精霊が宿る言われるハワイでは、それらを身に付け護られながら踊ります。そんな神聖なハワイの植物とハワイの鳥達を学んでいきましょう!

フラダンスでよく使われる言葉
植物
ティ(ʻTi) フラダンサーにもっとも近いハワイの植物。レイ、衣裳、お守りにも 何枚も重ねて作るグラススカートやレイには欠かせない植物。ハワイの家には必ずと言っていいほどある。場を清めるものとして家を守ったり、セレモニーに使われる。薬や時に食器替わりになる万能な植物としてハワイアンには身近な植物。
イエイエ(ʻleʻie) 森の女神の神話にもなる祭壇に添える植物。 レフやコアの木などの樹木や岩に巻き付いて育つツル性の植物。先がとがった花はやがてオレンジ色の実をつける。根は丈夫なので蒸して編み、カゴやロープに使われた。「ラウカイエイエ」というワイピオに住む森の女神として語り継がれ、女神の特徴である花をつけたつえはフラの祭壇に飾られる。
マイレ(Maile) フラの女神ラカの化身は儀式には欠かせない。 葉が付いた枝の芯を抜いて絡み合わせて作るマイレレイはフラダンサ―だけではなく、ハワイでは様々な儀式で使われるレイ。マイレはフラの女神ラカの化身で、祭壇にも飾られる。カウアイ島産は葉が小ぶりだが薫り高く、ハワイ島産は葉が大きい。葉で作るレイとしては初期のものと言われている。
タロ(カロ)(Talo(Karo)) ハワイアンのルーツ、ハワイアンの主食、ハワイアンのアイデンティティ ハワイアンのソウルフードと呼ばれるタロ。タロイモの事。ハワイアンの主食ポイはタロイモを蒸した栄養価の高い食べ物。ハワイ創世記によるとハワイアンはこのタロから生まれたと書かれ、葉は王冠のシンボルにもなっている。
ワウケ(Wauke) ハワイの神話に出てくる月の女神ヒナはタパ作りの名人。 古来ハワイでワウケの樹皮を剥いで叩いてできたものをタパ(カパ)という。当時タパは布として使用され、今でもカヒコの衣裳になっている伝統工芸。ワウケはそのタパづくりには最適の材料の一つ。神話では女神ヒナが月でタパを作ると書かれている。
パラパライ(Palapalai) ハワイのシダとしてダンサーには馴染み深くレイになる植物。 明るい緑色の柔らかい葉はレイに良く使われる。葉だけで作ったハクレイはカヒコに使われ、お花と一緒に編み込むレイもある。ペレの妹ヒイアカに捧げられるものとしてフラの祭壇に飾る植物だ。茎が赤味がかり短い毛がたくさん密生する。日本でも「カグマ」として分布している。
ラウアエ(Lauaʻe) 女神ラカが好む人気の高いシダは「最愛の」という意味を持つ。 ハワイではホテルの庭などでよく見かける。葉の裏に付く胞子が特徴的でモチーフに良く使われる。胞子は次の葉が育つための大切なもの。レイに使うときは胞子のついていない葉を摘んで使う。芳しい香りはフラソングにもよく歌われる。
パラアー(Palaʻa) 繊細な葉の形と柔らかさがまるでレースのよう。 パラパライとよく似ているが、さらに葉は細かく、裂けた葉先が特徴。とても繊細な柔らかなシダで枯れて乾燥したものはタパなどの布の染料になる。レイにの使われ、パラパライと同様にフラの祭壇に飾られる植物。和名は「ホラシノブ」日本でも見られる。
ウル(Uʻlu) パンノキとも呼ばれ「食糧」という意味の語源に由来する大切な木。 10m以上の木になる実は栄養価が高く、年間300個以上も実ることから、かつて1株あれば大人1年分の食糧が確保できるといわれ粘り気のある樹液は薬やトリモチなどに使われた。そのため豊穣の象徴となり、葉や実は成長を願う子供の誕生祝いのキルトのモチーフとして人気がある。
ハラ(Hala) ハラの葉ラウハラはあハワイの生活に欠かせない伝統クラフト バッグ、マット、帽子などハラの葉を織り作るクラフトは、ハワイの生活必需品だけでなく伝統工芸品として博物館に所蔵されている。個体は雄と雌とがあり、雄にはいい香りのするクリーム色の花ヒナハが咲き、雌には大きな実が成りレイに使われる。
モキハナ(Mokihana) 実でつくったレイはヒイアカのレイと言われ忘れがたい芳香がする カウアイ島の花(実)になっているモキハナの強い柑橘系の香りは、実だけでなく葉や木からも香り、タパの香りづけなっていたことも。故にフラソングでもその芳香を讃える歌詞が多い。実のレイは直接肌にあたると炎症を起こしやすいのでマイレと一緒に編み込んで身に着ける。
二ウ(Niu) 南国の象徴。風に吹かれるその姿はモーションにも。 和名「ココヤシ」として南国のイメージになり、ヤシの木の中でも世界的に有名な種類。ココナツの実はジュースやオイルとしても愛用されているが、ハワイでは建築や食器など幅広く生活に使われてきた優れもの。風になびく姿はフラソングによく歌われている。
ハワイ・マオ(Hawaiʻi Mamo) かつてはハワイの森で美しい羽を持ち口笛のような声で鳴いていた。 蜜を好物して、長く口笛を吹くようなさえずりで木の枝や葉に住む鳥。美しい黒色の羽に覆われ、尾羽の上下の黄色部分はカメハメハ1世のケープなど王族の羽装飾を作るのに好まれた。1898年以降その姿は見られてなく絶滅したとされている。 マモが歌われるフラソング
♪ケ・アリイ・フル・マモ
ハワイ・オーオー(ムネフサミツスイ)(Hawaiʻi ʻOʻO) 数少ない美しい黄色の羽はハワイ王朝のカヒリにも 体調32センチ、尾の長さは19センチほど、胸元に少しだけある黄色の羽が特徴で、その美しさから王族のケープやカヒリなどの羽根装飾に使われた。ハワイ・オーオー以外にカウアイ、オアフ、ビジョップが名前に付く4種類のオーオーが生息していたが、1900年代に病気感染や環境変化、乱獲により絶滅。 オーオーが歌われるフラソング
♪マヌ・オーオー、ケ・アリイ・フル・マモ
ネーネー(ハワイガン)(Nene) ハワイ州の鳥は古代ハワイからその姿が見られた。 全長64センチほどの陸鳥は名前通り「ネーネー」となく。人をあまり恐れずに近づいてくることも。一時はマングースなどに狙われ絶滅の危機もあったが、現在は人工繁殖により生息数が増加した。今でも捕獲や危害を加えることは法律で禁じれれている。オアフ島ホノルル動物園などで見られる。 ネーネーが歌われるフラソング
♪ナ・カ・プエオ、ネーネー・ハヌ・アアラ
アパパネ(アカハワイミツスイ)(ʻApapane) アパパネの様々な鳴き声はハワイの森の声そのもの 赤いハワイミツスイとしてハワイ固有種の鳥類の中で数が最も多く、ほとんどのハワイ諸国の森で見れれる。オヒアなどの森を好みレフアの蜜を吸い生息。10種類以上のバリエーションの鳴き声は森の声のよう。似ているイイヴィとの見分け方はアパパネは下面に白い羽を持つ。 アパパネが歌われるフラソング
♪カ・ピリナ、スイート・アパパネ
イイヴィ(ベニハワイミツスイ)(ʻlʻiwi) ハンサムな顔立ちのハワイ固有種の鳥は鳴きまね上手 長いサーモンピンクのくちばしと美しい赤い羽根が特徴。未成鳥の頃は羽の色が黒、黄、緑の斑点模様をしている。赤い羽根は黄色に次いで王族の装飾に好まれた。鳴き声はアパパネよりバラエティに富み、時に絶滅したオーオーやエレパイオ、オーマオの鳴き真似をすることも。 イイヴィが歌われるフラソング
♪カ・イポ・レイ・マヌ、マヌ・ハリハリ・イボ、クウ・マヌ・ホア・アロハ
レイパイオ(ハワイヒタキ)(ʻElepaio) 早朝から日没までかわいい声で鳴き続けるおしゃべりバード ハワイ、オアフ、カウアイそれぞれに固有のレイパイオが生息し、少しづつ模様や色が異なる。小ぶりの鳥で尾を高く上げたポーズなどでその姿や仕草、鳴き声全てがチャーミング。カヌーの制作に適したコアの木を教えてくれることからカヌー造りの女神レアが変身した姿と言われている。 レイパイオが歌われるフラソング
♪カ・ピリナ
ウーリリ(メリケンキアシシギ)(ʻUlili) ハワイへやってくる渡り鳥。その綺麗な鳴き声がフラソングにも歌われる。 ハワイ島に飛んでくる渡り鳥。オアフ島アラワイ運河沿いやアラモアナ・ビーチ・パークなど、海岸や池や沼でよく見られる。全長28cmほど、くちばしが長く目の上の白い斑点が眉毛のよう。「トゥリッリッリッリ」と名前に似た澄んだ鳴き声になる音がよく似ていることで名づけられた楽器「ウーリリ」がある。 ウーリリが歌われるフラソング
♪ウーリリ・エー
イヴァ(オオグンカンドリ)(ʻlwa) 空高く飛ぶ海鳥は船乗りたちから軍艦鳥と呼ばれていた 全校73cm、羽を広げると2m以上にもなる大型の海鳥。くの字型にまがった大きな翼、二股に分かれた長い尾、くちばしの先が鍵型になっているのが特徴で、ハワイ諸島いたるところでみられる。他の鳥が取った獲物を横取りする様からイヴァは「泥棒」という意味がある。 イヴァが歌われるフラソング
♪カ・マヌ・イヴァ、カ・イヴァ
プエオ(コミミズク)(Pueo) 守護神としてはワインの人々から愛される特別な存在。 大昔にハワイにたどり着き定着した、わずか13種類の鳥の子孫の1種。古代ハワイではプエオがアウアクマ(守護神)になることから神聖な鳥として捕獲されることはなかった。しかし、白人の到来によって大量に捕獲され一時は激減。ハワイにプエオの名がつく地名がたくさんある。 プエオが歌われるフラソング
♪ナ・カ・プエオ
ピーカケ(クジャク)((ʻPikake) その昔王女によって愛されたクジャクはインドの国鳥 ピーコックという英語名をハワイ語の発音でピーカケという。ハワイ王朝時代、カイウラニ王女は住まいであるアイナハウでクジャクをこよなく愛したことからく「クジャクの王女」という愛称がついた。お花のピーカケも王女が愛したことから同じ名前が付けられた。 ピーカケが歌われるフラソング
♪アーイナ・ハウ、キープ―カイ
イオ(ハワイノスリ)(ʻlo) 王族を象徴する鳥は払いに人が定住する前から生息していた。 ハワイ島に生息する鷹イオは、現在絶滅の危機に瀕している。太平洋に生息する唯一昼行性の猛禽類であり、雌の方が雄より大きく、幅のある翼と丸い尾羽を持つ。ハワイ伝説ではいおは王族を象徴するとされ、イオラニ宮殿の「イオ」はこの鳥をさす。 イオが歌われるフラソング
♪オ・オエ・イオ
オーマオ(ハワイツグミ)(ʻOmaʻo) トゥトゥピオトゥトゥピ ハワイ島の固有種としてマウナロア、マウナケアといった在来種の森に生息している。ハワイにはかつて5種類のツグミの仲間がいたか、現在生息しているのはオーマオともう1種。「トゥトゥピオトゥトゥピ」といったリズミカルな鳴き声は美しく、夜明けとともに鳴き始める。 オーマオが歌われるフラソング
♪カ・マヌ・オハラ、マヌ・メレ